今週の注目経済指標はどれ?自分で見つける手順|まどか先生とはじめ君

PR

今週の注目経済指標はどれ?自分で見つける手順|まどか先生とはじめ君

※本記事は一般的な仕組み・スケジュールの解説であり、投資判断を助言・推奨するものではありません(売買のタイミングや相場予測はしません)。FXには損失が生じるリスクがあり、取引は自己責任・余裕資金の範囲で行ってください。

はじめ君

はじめ君
まどか先生、経済指標カレンダーを毎日ながめてはいるんだけど…「今週いちばん大事なのはどれ?」っていうのが、いまだに分からないんです。指標がいっぱいありすぎて。
まどか先生

まどか先生
お〜、それ、みんながつまずくところだよ! ……あ、その前に。今日のおやつのプリン、約束どおり持ってきてくれた?
はじめ君

はじめ君
もちろんです。今日はずんだプリンです。
まどか先生

まどか先生
ずんだ!? そんなのあるんだ〜、ありがと、はじめ君。よし、じゃあ今日は「今週の注目指標を、自分で見つけられるようになる方法」を教えてあげる。じつはね、経済指標にはだいたい決まったリズムがあるの。

「今週の注目経済指標はどれ?」——毎週この答えを人に教えてもらっていると、いつまでたっても自分では分かりません。じつは経済指標の発表には、①曜日のリズム②1か月のリズム③時間帯のリズムという、ある程度決まったパターンがあります。この記事では、まどか先生とはじめ君の会話をとおして、その3つのリズムと、週のはじめに5分でできるチェック手順をやさしく整理します。結論から言うと——「重要度の高い指標が、いつ・何時に出るか」を先に知っておくだけで、1週間の見通しはぐっと立てやすくなる、というのがこの記事の答えです。なお、相場がこの先どちらへ動くかは予測しません。

この記事で分かること

  • 「今週の注目指標」が、どういう理由で注目されるのか
  • 曜日・1か月・時間帯という3つのリズム
  • 日本時間での発表時刻の目安(夏時間・冬時間で1時間ずれる点)
  • 週のはじめに5分でできる、3ステップの手順
  • 注目度が高い日ほど、気をつけておきたいこと

そもそも「今週の注目指標」って、どうやって決まるの?

はじめ君

はじめ君
カレンダーには★マークが付いてるけど、あれって誰が決めてるの?
まどか先生

まどか先生
あれは「重要度」の目印だよ。だいたい、こういう理由で”注目度が高い”とされることが多いの。
  • ①経済の大きさ:アメリカのように世界経済に占める割合が大きい国の指標ほど、世界中が見ています。
  • ②金利の話につながるか:物価や雇用のように、その国の金利の方向を考える材料になりやすいものは注目されやすいと言われます。
  • ③発表の回数が少ないか:四半期に1回しか出ないGDPのように、頻度が低いものほど1回あたりの注目が集まりやすいとされます。
  • ④中身がブレやすいか:事前の見通しから離れた数字が出やすいものほど、発表前後の値動きが大きくなりやすいと言われます。
はじめ君

はじめ君
じゃあ、★が多いものだけ見ておけばいいってこと?
まどか先生

まどか先生
まずはそれで十分! 初心者さんが最初にやるべきなのは、「全部を追いかけること」じゃなくて「大物の日を外さないこと」なの。★の意味やカレンダーそのものの読み方は 【はじめに】経済指標カレンダーとは?初心者向けの見方・使い方 でくわしく説明してるよ。
まどか先生

まどか先生
それと、ひとつ大事な前置き。「注目度が高い=もうけやすい」ではないからね。注目度が高い日は、値動きの幅が大きくなりやすい=思っていたのと反対方向に振れたときの損も大きくなりやすい、ということでもあるの。ここは記事の最後にもう一度話すね。

リズム①:1週間のなかの「曜日のクセ」

まどか先生

まどか先生
じゃあ本題。まずは1週間の中のリズムから。ざっくり、こんな傾向があると言われているよ。
曜日 よくある傾向(一般論) ひとこと
月曜 大きな指標が少なめ。週明けは市場が動き出す日。 週の予定を確認するのに向いた曜日
火・水曜 物価や景況感の指標が入ってくることが多い。 中旬の週はCPIなどが来やすい
木曜 米・新規失業保険申請件数が毎週発表される曜日。 毎週あるので”定点観測”に使われる
金曜 米雇用統計など、大物が置かれることがある。 月初の金曜はとくに注意されやすい
土・日曜 為替市場はお休み。指標の発表もありません。 週末は”次の週の予習”の時間
はじめ君

はじめ君
毎週木曜に出るものがあるんだ! 知らなかった…。
まどか先生

まどか先生
そう、アメリカの失業保険の申請件数ね。毎週出るから「景気の週次レポート」みたいに見られているの。雇用そのものの話は 米雇用統計って何? を読んでおくと、木曜の数字の意味も分かるようになるよ。
まどか先生

まどか先生
あと覚えておきたいのが、祝日。日本やアメリカの祝日には指標がお休みになったり、発表日が前後にずれたりすることがあるの。「今週は静かだな」と思ったら祝日だった、というのはよくある話だよ。

リズム②:1か月のなかの「月初・中旬・下旬」

まどか先生

まどか先生
つぎは1か月のリズム。これがいちばん役に立つよ。アメリカの主な指標は、だいたい”出る時期”が決まっているの。
時期 よく出てくる指標(米国が中心) ざっくり何を見ている?
月のはじめ ISM製造業景況指数 → ISM非製造業景況指数 企業の景気の感じ方
第1金曜ごろ 米雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給) 働いている人の増減=景気の体温
中旬ごろ 消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、小売売上高 物価の伸びと、消費の元気さ
下旬ごろ GDP(四半期ごと・速報/改定などに分かれる)、PCE物価指数 経済全体の規模と、物価のもう1つの目安
年8回(日程は事前に公表される) FOMC(米)、日銀・金融政策決定会合(日本) 政策金利をどうするかの会議
はじめ君

はじめ君
へえ! 「月初は雇用、中旬は物価、下旬はGDP」って覚えればいいんだ。
まどか先生

まどか先生
いい要約! その3つだけ頭に入れておけば、カレンダーを開いたときに「あ、今週は物価の週だな」ってピンとくるようになるよ。それぞれの意味は、この4本を順番に読んでおけばバッチリ。
はじめ君

はじめ君
FOMCと日銀の会議は、日付が決まってないの?
まどか先生

まどか先生
毎月あるわけじゃなくて、それぞれ年に8回ね。だから「今月はFOMCがある月」「今月はない月」があるの。会議がある週は、その1本だけで週の主役になることも多いよ。中身は FOMC・政策金利って何?日銀・金融政策決定会合って何? で説明してるから、会議のある週の前に読んでおくと安心。
まどか先生

まどか先生
ちなみに「なんで金利の会議がそんなに注目されるの?」の答えは 金利とFXの関係|なぜ金利で為替が動くのか にまとめてあるよ。ここがつながると、指標を見るのが一気に面白くなるの。

リズム③:1日のなかの「時間帯」

はじめ君

はじめ君
日付は分かったけど…時間もバラバラだよね? 夜中のもあるし。
まどか先生

まどか先生
うん、そこも国ごとにだいたい決まってるの。日本時間で、こんなイメージだよ。
日本時間の目安 どこの国? よくある発表
朝8時50分ごろ 日本 GDP、日銀短観、貿易統計など
昼すぎ 日本 日銀・金融政策決定会合の結果(会合の日)
夕方〜夜のはじめ 欧州 ユーロ圏の物価やPMIなど
夜9時30分ごろ 米国 雇用統計、CPI、小売売上高など(主役級が多い)
夜11時ごろ 米国 ISM景気指数、消費者信頼感指数など
深夜3時ごろ 米国 FOMCの結果発表・議長の記者会見(会合の日)
まどか先生

まどか先生
ここでいちばん大事な注意! アメリカやヨーロッパにはサマータイム(夏時間)があるから、冬になると発表時刻が1時間うしろにずれるの。「夜9時半だと思ってたら夜10時半だった」というのは、初心者さんがよくやるうっかりだよ。
はじめ君

はじめ君
あぶない…。じゃあ時刻は、思い込みじゃなくて毎回カレンダーで確かめたほうがいいんだね。
まどか先生

まどか先生
そういうこと! このブログの経済指標カレンダーは、日本時間の予定時刻でその日の分をまとめてあるから、そこを見れば大丈夫。数字そのものはカレンダーにおまかせして、記事のほうでは”意味”を覚える——これがいちばんラクな役割分担だよ。

週のはじめの5分でやること(3ステップ)

まどか先生

まどか先生
ここまでのリズムを使って、実際にやることをまとめるね。週のはじめに5分だけでいいよ。
ステップ やること かかる時間
①数える 今週のカレンダーを開いて、重要度の高い指標がいくつあるか数える。ゼロの週もあります。 1分
②メモする その指標の日付と日本時間の時刻だけを、スマホのカレンダーなどに書き写す。 2分
③1本だけ読む その指標の解説記事を1本読んで、”何を見ている数字か”を思い出しておく。 2分
はじめ君

はじめ君
たったこれだけ? もっと難しいことをするのかと思ってた。
まどか先生

まどか先生
最初はこれで十分! むしろ、この3つをやらずに「なんとなく」で画面を見ているほうが危ないの。「気づいたら大きく動いていて、びっくりして操作してしまった」というのが、初心者さんのいちばんありがちな失敗だと言われているからね。
まどか先生

まどか先生
慣れてきたら、④として「事前の見通し(市場予想)と、実際の数字との差を見る」を足していけばいいよ。ただし——差が出たときにどちらへ動くかは、この記事では言わないからね。そのときの世界の状況しだいで、反応の向きも大きさも変わるから、誰にも断言はできないの。

大事な注意:「注目度が高い日」=「おいしい日」ではない

はじめ君

はじめ君
大物の指標がある日って、なんだかワクワクしちゃうんだけど…。
まどか先生

まどか先生
その気持ちは分かる! でもね、注目度の高い日には、こんなことが起きやすいと一般に言われているの。
  • 値動きの幅が大きくなりやすい:思っていた方向と反対に振れたとき、損も大きくなりやすいということです。
  • スプレッドが広がることがある:発表の前後は取引のコストが一時的に大きくなる場合があると言われます。
  • 注文どおりの価格で約定しないことがある:値が飛ぶような場面では、思っていた価格とずれて成立すること(スリッページ)もあります。
まどか先生

まどか先生
だから初心者さんの選択肢には、「その時間は取引をしない」というのも、ちゃんと入っているの。カレンダーは”参加するための道具”だけじゃなくて、“見送るための道具”でもあるんだよ。
はじめ君

はじめ君
なるほど…。「予定を知る」って、攻めるためじゃなくて、まず身を守るためなんだ。
まどか先生

まどか先生
そのとおり! よく分かってきたね、はじめ君。

よくある質問

Q. 指標を全部おぼえないとダメ?

まどか先生

まどか先生
ぜんぜん大丈夫! まずは雇用・物価・金利の会議の3ジャンルだけでいいよ。具体的には、米雇用統計・CPI・FOMC。この3つが分かるだけで、ニュースの為替の話はかなり読めるようになるの。

Q. どの国の指標を見ればいい?

まどか先生

まどか先生
最初はアメリカと日本で十分。日本円がからむ取引をする人が多いし、アメリカは世界中が見ているからね。慣れてきたらユーロ圏を足していこう。指標そのものの全体像は 経済指標とは?【FX取引における重要性や指標の種類・活用法を解説】 にまとめてあるよ。

Q. 大きな指標がない週は、何をすればいい?

まどか先生

まどか先生
お休みの週こそ勉強のチャンス! 用語をひとつ覚える、記事を1本読む、それだけで次の”大物の週”の理解度が変わるよ。円安・円高そのものがピンと来ない人は 円安・円高って生活にどう関係するの? がおすすめ。

Q. 発表の時刻は、いつも同じ?

まどか先生

まどか先生
同じことが多いけど、夏時間・冬時間の切り替えで1時間ずれるし、祝日で日付が前後することもあるよ。だから毎回カレンダーで確認するクセをつけよう。

Q. 指標の”予想値”は見たほうがいい?

まどか先生

まどか先生
慣れてきたら、で大丈夫。ただし予想はあくまで予想で、当たることも外れることもあるからね。予想を「決まった未来」だと思い込まないことが大事だよ。

まとめ

「今週の注目経済指標はどれ?」の答えは、じつは3つのリズムを知っていれば自分で見つけられます。①曜日のリズム(毎週木曜の米・新規失業保険申請件数、金曜に大物が置かれやすい、土日は市場がお休み)、②1か月のリズム(月のはじめ=ISMと雇用統計、中旬=CPI・PPI・小売売上高、下旬=GDPやPCE物価、そして年8回のFOMC・日銀会合)、③時間帯のリズム(日本は朝8時50分ごろ、米国は夜9時30分ごろと夜11時ごろ、FOMCは深夜。夏時間・冬時間で1時間ずれる)。そのうえで、週のはじめに「数える→時刻をメモする→解説を1本読む」の5分をやっておけば、1週間の見通しは立てやすくなります。ただし、注目度の高い日は値動きの幅も大きくなりやすく、スプレッドの拡大や約定価格のずれが起きることもあります。「その時間は取引をしない」という選択も含めて予定を立てる——これが、カレンダーのいちばん賢い使い方です(相場の予測はしません。取引は自己責任・余裕資金の範囲で)。

まどか先生

まどか先生
というわけで、今日はここまで! じゃ、はじめ君が持ってきてくれたずんだプリン、いただきま〜す! 🍮
はじめ君

はじめ君
(ずんだプリンって、プリンなのか枝豆なのか…でも、先生があんなに緑色をよろこんでるから、まあいいか。)

「指標のリズムが分かってきた。そろそろFXそのものの準備も始めたい」という人は、まず環境づくりから。口座は取引のコストやツールの見やすさで選び方が変わります。くわしくは 初心者から上級者まで!おすすめのFX口座と選び方のポイント をのぞいてみてください。


※本記事は一般的な情報提供であり、特定の投資判断・売買を推奨するものではありません。発表日時・時刻は変更されることがあります。最新の予定は各発表機関の公式発表および当ブログの経済指標カレンダーでご確認ください。投資は自己責任で、余裕資金の範囲で行ってください。

\応援お願いします/

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。下のボタンで応援いただけると、次の記事の励みになります。

(まどか先生:プリンより“ポチッ”が嬉しいそう🍮)